気づきと成長
今期からコロナ禍あけの中長期計画に則ってスタートしています。
その計画の中に「自走する組織を作る」で、取締役や幹部社員がしなくてはいけない事のひとつであるマネージメント研修を受けてきました。
今回のマネージメント研修はMQ会計(マトリックス会計)を理解する為に開発された経営や会計を学ぶ為のゲームです。
全国で定期開催されていて、ゲームと講義が基本的に2日間あり、ゲームの中で実際に架空の会社を300万の資本金を元に運営していくというものです。2日間で5期の経営予算をやりくりします。2期くらいまではルールを理解するのも大変でしたが、3期目ぐらいからは慣れてくるので、会社を軌道に乗せたり、チャレンジしたり色々な楽しみ方が出来ます。架空の会社なので実生活には影響ありませんが、倒産もあります。
経営をしてから、このゲームに参加すると実務との差(例えば資本金の設定や事業に至るまでの経緯などが違ったり)はありますが、借入が2期過ぎないと出来ないとか、市場を荒らす人がいて販売がスムーズにいかなかないとか実務に近い部分も多々あるので、何期も進めてゲームを通して経営や会計の理解を深めていく必要があります。
今回、これを実施したのは組織が大きくなっていくと幹部が苦労する事なく経営をしていくことが出来てしまうので、このゲームを体験する事で、マトリックス会計表で、実務と会計の繋がりを理解し、実務を経営の視点からも見れるようになる事、MQ会計を理解して、数字面から将来の経営判断をして、さらなる成長に進む戦略を練れるようになる事など多くの学びがありました。
また、ゲームだけではなく、間に講義もあり、共に学び合う仲間との交流会もあるので、気づきも多くあります。今期からこの研修参加以外にも、各自が地域の協会や勉強会などに参加して人脈を増やすという課題もあります。さらなる成長に向けて、この選択は、良い流れになると感じました。